大学入学共通テストについて思うこと。

こんにちは!

 

今回の記事では、「大学入学共通テスト」について、私が思ったことをつらつらと書いていきます。現在塾で指導している教科が主に英語、数学なので、その2教科に偏った記事になると思います。

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①そもそも「大学入学共通テスト」って何?

この記事を訪れた皆さんの中には、そもそもこれが何なのか分からないという人もいると思います。「大学入学共通テスト」とは、現行の「大学入試センター試験」に変わって2021年1月から実施される、大学入試の一つです。センター試験からの主な変更点としては、国語、数学ⅠAの一部に記述式の問題が導入されるということ。英語科目のリスニングの配点の割合が50%になるといったことが挙げられます。これまで、国公立大学受験者は、いわゆるセンター試験を受け、その得点率によって最終的な受験大学を決めるというステップをとってきました。しかし、この入試制度の改革はそのような歴史を塗り替える大改革となることでしょう。

 

②振り回される受験生たち

私はこの改革に驚きを感じずには居られませんでした。センター試験は例年約50万人が受験しています。そして、文部科学省は、記述式を導入するにあたって採点に必要な人数は“1万人”であるとしています。では、この人員を果たしてどこから確保するのでしょうか。それは大学生アルバイトです。「は?」と驚かれるのも無理はありません。しかしこのことは、文部科学省が正式に告知していることなので間違いないでしょう。ここで発生する懸念材料は、採点にムラができるのでは、ということです。結論から言うと、間違いなく採点の公平性は崩壊します。現行のセンター試験は完全なマークセンス方式であるため、受験者側のマークミスはあっても、実施機関側は中立性を証明することができました。しかし、大学入学共通テストの記述問題は、人の手による採点を行うため、完全な論理を重視する数学はともかく、国語に関しては採点者によって間違いなく点数が変動すると思われます。加えて、採点するのはアルバイトという事実。記述式と言えば、国公立大学の2次試験も記述式ですが、こちらはプロである大学教授が採点を行うため、採点ムラは幾分マシなはずです。もちろん、採点基準は準備するでしょうが、たかがアルバイトによって受験生の将来が左右されてしまうのはいかがなものかと思います。

③最後に

私は、主に高校生の指導を担当しています。そしてその中には当然国公立大学志望者も居るので、講師側としてはカリキュラムが立てにくくなっている状況です。しかし、改革を言い訳にしているわけにもいきません。2021年度の初回大学入学共通テストを受ける方、そしてそれ以降の学年の方に今必要な学習はカリキュラムは、根本的な学力を付けることができるものです。実力があればどんな問題形式であろうと解けるはずです。

 

受験生の皆さん、頑張ってください!!