こんにちは!
今回は、大学受験をする学生を、私が受験時代に見てきた友人、そして私が大学受験担当の塾講師をするなかで見てきた学生のパターンを元に分類したいと思います。
※いろいろ基準はあると思いますが、この記事では「偏差値65~70の高校」を一般的な進学校としています。
【目次】
- ①少しの勉強で問題を解くことが出来、なおかつコンスタントに勉強をする「天才・努力」タイプ。
- ②少しの勉強で問題を解くことが出来るが、普段はほとんど勉強をしない「天才」タイプ。
- ③問題を解く才能があるわけではないが、コンスタントに勉強をする「努力」タイプ。
- ④問題を解く才能があるわけでもないのに、勉強をほとんどしない「怠慢」タイプ。
あなたの友人の中で、「天才型」と分類したくなるタイプの人は居ませんか?大学受験をする学生には主に4つのタイプの人が居ます。
①少しの勉強で問題を解くことが出来、なおかつコンスタントに勉強をする「天才・努力」タイプ。
②少しの勉強で問題を解くことが出来るが、普段はほとんど勉強をしない「天才」タイプ。
③問題を解く才能があるわけではないが、コンスタントに勉強をする「努力」タイプ。
④問題を解く才能があるわけでもないのに、そもそも勉強をしない「怠慢」タイプ。
では、上から順に一つずつ見ていきましょう!
①少しの勉強で問題を解くことが出来、なおかつコンスタントに勉強をする「天才・努力」タイプ。
完璧な優等生です。言うことなし、パーフェクトヒューマン。このタイプの学生は、要領がよく、努力も出来るという点で、他の追随を許しません。
このタイプの学生は謙虚で、穏やかな性格の子が多いかなという印象です。
一般的な進学校では、学年10~20位には入るタイプです。
②少しの勉強で問題を解くことが出来るが、普段はほとんど勉強をしない「天才」タイプ。
①の不真面目バージョンです。
特に理系の学生では、このタイプの学生はわんさといますね。頭の回転が速く、ちょっと頑張れば点数が取れてしまう。
でもちょっと勉強すると点数が取れることを本人は分かっているから、テスト前に最低限の勉強しかしない、っていうスタンスで通してる学生ですね。
「宝の持ち腐れ」の権化なので、③、④には妬まれやすいのは当然ですね(^_^)
一般的な進学校では、定期テストよりも模試の校内順位が高いことが多いタイプです。
③問題を解く才能があるわけではないが、コンスタントに勉強をする「努力」タイプ。
一般的な進学校における文系学生は、たとえ最上位層でもこのタイプは多いです。
センスよりもコツコツ努力を積み重ねることが求められる、英語や世界史、日本史のような科目に長けている学生は、けっこうこのタイプに当てはまるのではないでしょうか?
①と同様に穏やかで、謙虚な性格を持っているのもこのタイプの人の特徴です。(別に努力タイプを持ち上げているわけではありませんよ!!!笑)
一般的な進学校では、中位層~上位層に固まっています。
④問題を解く才能があるわけでもないのに、勉強をほとんどしない「怠慢」タイプ。
このタイプが一番厄介です(笑)
普段から部活だけで一日を終えてしまう、もしくは遊びで一日を終えてしまう生活をしており、完全に高校に入って勉強習慣が無くなってしまっています。
自分をザYDKだと思い込んでおり、「やればできる」発言を繰り返す思い込み患者です。
一般的な進学校では、中間層〜下位層によくいるタイプです。
ここまで、大雑把に各タイプの特徴を(偏見交じりに)書いてきましたが、「あ〜、いるわそのタイプ~」と思ってもらえたと思います。
これらのタイプ別の学生を、第一志望に合格しやすい順番に並べると、
①>>>②>③>>>>④
という印象があります。
①の人が志望校に受かりやすいのは当然ですね、試験の点数というのは、努力×センスで決まるので、これは仕方ないです。
④の人が志望校に落ちるのは言わずもがな。
皆さんが思ってるのは「③より②の方が受かりやすいの?」ということでしょう。
②のタイプは、少し勉強をするだけで点数がとれます。これは量をこなせばさらに高い点数が取れるということでもあります。何が言いたいかというと、②のタイプは、受験前に追い込みをかけることで、爆発的な伸びを見せることがあるということです。
しかし安心してください、③タイプの人には、努力を継続できる才能があります。
大学受験は継続的な努力も必要です。②を③のタイプより上位に位置づけたのは、あくまで「受験前に追い込んだら」という仮定のもとでです。
もしあなたが③タイプなら、まずは自分に必要な勉強内容を見定め、それを継続して行いましょう。
②の方は、慢心せず、努力を始めて①を目指しましょう。
④の方は、とにかくまず「やる」ということから始めましょう。
以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました!